2004年12月31日

the last article of this year

ホームページを作って半年が経った。

ワードで文章を書く以外、
パソコンの知識はほぼゼロだった僕にとって、
HP作りはかなり大変な作業だった。

本を買ってきて、ページデザインを考えたり、
配色を参考にしたり、他の人のサイトをマネしたり、
人に相談したり、と毎日ページに手を加えた。

いつもは2時ごろに寝るのだが、
この半年は外が明るくなってから寝るのが普通になっていた。
でも、自分だけの自由な表現の場を持てるということが嬉しくて、
HPを作るのが楽しかった。

次はこうしたい、こう変えたい、というアイデアが浮かぶと、
寝るのを忘れてコツコツと作り続けた。
今では朝までパソコンの前に座っていることはなくなったけど、
デザインを少し変えるだけなのに、
やたらと時間がかかるのは今も変わらない。


BBS、BLOGに書き込みをしてくれた、
吉松さん、はらさん、☆うらりんご☆さん、
タカノさん、さるさん、ふみかんさん、
ちあきさん、マチャプチュさん、
旅友NO.??さん、tsuDoiさん、アラヤさん、
901さん、az190さん、高柳さん、sirouさん、
baikbaikさん、YASさん、火澄さん、
viewさん、Eijiさん、あいさん、マコトさん、
ささきさん、モナカさん、寝太郎さん、
横田さん、あいりっしゅさん。
そしてHPを見に来てくれた多くの皆さん、
本当にありがとう。

これからも自分が撮った自分の好きな写真を
自分勝手に更新していきますが、
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

僕にとって変化の1年だった(来年の方がもっと変化がある予定)が、
日本にとっても、世界の国々にとっても激動の1年だったように思う。

日本の外では戦争、テロ、大量殺人、津波。
日本では真夏日、火山噴火、台風、地震。
一つ一つを細かく挙げたら切りがないけど、
こんなにもいろんなことが起こった年は珍しいんじゃないだろうか。

これは今年に限ったことではなく、
来年以降も予想できない何か悪いことが
起こるような気がするのは僕だけではないと思う。

3歳の頃、交通事故に遭った。
4年前、津波の被害が甚大だったピーピー島にも2週間ほどいた。

でも今日まで命に関わるような事件や事故に巻き込まれずに
無事に生きて来れたことはすごいことなんだと思った。

何事もなく無事に1日が過ごせることは幸せです。
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2004年12月28日

Sumatra-Andaman earthquake

スリランカ、インドネシア、インド、タイ、モルディブ、
ミャンマー、マレーシア、ケニア、ソマリア、バングラデシュ。

午前2:44。Yahooニュースでは、
インド洋沿岸10カ国で21,000人を超える死者、
数千人の行方不明者、100万人を超える避難民、
と伝えている。
これからもっと増えるだろう。

日本に限っても、今年は真夏日の記録更新、
台風の上陸数過去最多、新潟中越地震など、
目に見え肌で感じることだけでも
これだけの異常なことが起こっている。

人の目に見えない部分では
もっと大きな環境変化が生じているのだろう。

地球規模での異常気象、環境の変化。
人が地球にしてきたことへの報いだと
一言で簡単に片付けてしまうには
今回の被害はあまりにも代償が大きい。

昼間、知り合いのミャンマー人に
「今の時点で10人の人が亡くなったらしいよ。」
と伝えると、その場ですぐに
ミャンマーの妹さんに電話をかけ、状況を聞いていた。
旅先で出会った現地の人も心配だが、
とにかく1人でも多くの人が助かることを心から祈っています。

東京の株式市場では、今回の地震の影響で、
旅行会社の株が売られた一方、復興需要を見込んで
東南アジアに進出している海洋土木株が値を伸ばした。
(27日毎日新聞発表)

もし、今回の地震でお金を得た人がいるなら、
そのお金を有効利用していただきたいと願っています。
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2004年12月27日

Bunkamura Christmas Market

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25日、「針金アーティスト」橋寛憲さんの作品を見に
渋谷の文化村ギャラリーへ。

針金だけで作られた橋さんのカエルや鳥は、
表情が柔らかくて、温かみがあり、
見ていると自然と顔がほころんでくる。
ギターや車やバイクもあって、
小さいけど、とてもリアルに作られている。

年3回ほど個展を開いているらしく、
次回は来年6月に名古屋の坂角ギャラリーで個展をする。
さらに今年の秋からは、鳥羽水族館に針金の大魚が展示されている。

前回カエルのピッチャーとカエルの「イチロー」を購入したが、
今回、気に入ったのは「晩酌カエル」(勝手に命名)。

カエルが正座をして、
おいしそうにお酒を飲んでいる姿がなんとも微笑ましい。
ギャラリーを出た後に有楽町の居酒屋へ行き、
テーブルの上に「晩酌カエル」を出して、
一緒にお酒を楽しんだ。

作品や個展のお知らせなどの詳細は橋寛憲さんのHPでどうぞ。

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晩酌カエル

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晩酌カエルと晩酌
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2004年12月24日

exhibition / 続・藤原新也写真展

exhibition004.jpg

今日は休みだったので、自転車で新宿まで。
途中、藤原新也さんの写真展に行ってきた。

同じ写真展に何回か行くと、
その度に魅かれる写真が違うのが興味深い。
前回は人やネコの写真に目を引かれたが、
今日は一つ目の部屋のソファの後ろに飾ってある
"壁にもたれかかる花"(勝手に題名をつけた)
に引き寄せられた。

初日は人が少なくゆったりと写真が観られ、
各部屋のドアも開け放たれていたが、
今日は平日のお昼にも関わらずなかなか盛況で、
なぜか各部屋のドアも通るたびに閉めることになったらしく、
1人1人が通るたびに「すみません」と言いながら開け閉めしていた。

今日も藤原さんがいて(毎日いるのかな?)、
前回よりも落ち着いてお話しさせて頂くことができた。
それにサインも貰った。
嬉しい日。

次回はどちらに行かれるんですか?とたずねると、
次の旅先を教えてくれた。
でも、コロコロ気が変わるので
あまり人には言わないとのこと。

だから、ここでも内緒にしておきます。
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HP News 2

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インドのダージリンで撮った写真をアップしました。

デジカメに変えようと思っているので、
今まで撮った写真の保存も兼ねて
フィルムスキャンをしている。
容量が1枚30MBもかかる。
時間も1コマ5分くらいかかる。
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2004年12月22日

Fukushima

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2004/12 鶴ヶ城 / 毘沙門沼 / 猪苗代湖
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2004年12月21日

an impressive phrase

さらにお酒を注ごうとした男性を
遮るようにある女性が言いました。
「私もう酔っているから・・。」

男性は言いました。
「酔うために飲んでいるんだろう。」

60年生きてきた人と飲む。
いい時間。
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2004年12月17日

exhibition / 藤原新也写真展 追記

お薦めしておいて、サイト紹介だけでは不足していると思ったので、
下記に藤原新也さんのサイトに紹介されている
写真展のお知らせを転載しておきます。

前回の写真展では1人1人に似顔絵付きでサインしていたけど、
今回も時間があったらそうするのかな。


藤原新也写真展
「フェルナンド・ペソアの午後〜Afternoon in Portugal」

会場: エプソンイメージングギャラリー「エプサイト」
東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1階

会期: 2004年12月15日(水)〜2005年2月5日(土)
10:30AM〜6:00PM(12/29 15:30閉館 12/30〜1/5休館)

2005年1月8日午後2時より サイン会
会場:エプサイト

※詳細はエプサイトまでお問い合わせください。
TEL:03-3345-9881


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2004年12月15日

exhibition / 藤原新也写真展『フェルナンド・ペソアの午後』

exhibition003.jpg

自転車で10分の場所で
今日から藤原新也さんの写真展が始まった。

エプソンのR-D1を使って、
今年の夏に撮影したポルトガルの写真を展示している。

3月に観た写真展「藤原新也の聖地〜旅と言葉の全軌跡」は
大きな会場に大小あわせて300点以上の写真が
展示してある大掛かりなものだった。

しかし今回は、
「ポルトガルの家庭の小さなリビングルームで
寛いでいるような気分になる写真展にしたい」
という藤原さんの言葉通り、
会場が5つの小部屋に仕切られていて、
それぞれの部屋にはソファーや小さな机が置かれ、
さらに壁紙は全て藤原さんがデザインしたものが貼られているという、
本当にアットホームな感じの作りになっていた。

ソファーに座ったり、部屋と部屋の間に
ちゃんと取り付けられているドアに寄りかかったりしていると、
リラックスした気分で写真を眺めることができる。

小部屋のひとつで写真を眺めていると、藤原さんが入ってきた。
普通の会場とは違い、誰かの家や小さなホテルのロビーで
会っているような雰囲気にウキウキしてしまって、
会釈をして、楽しい写真展が観られたことのお礼を伝えたが、
その後は何をお話していいのか分からなくなってしまった。

藤原さんが去った後、まだウキウキしていた僕は
目が合った年配の夫婦に「藤原新也さんですよ」と言ったが
「はい、そうですね」と軽くあしらわれてしまった。

前回の写真展は、アジアを中心とした写真に
インパクトのある言葉が添えられていたが、
今回は言葉が一切なく「言葉から解放される安らぎ」
というものをゆったりとした雰囲気の中で楽しむことができた。

アジアとヨーロッパでは雰囲気が大きく違い、
写真も喧騒的ではなく、なにか都会的というか
洗練された空気が感じられた。
それでも、やっぱりネコは好きらしく、
ネコの写真も何枚か飾られていた。

昼過ぎに起きて、買い物と食事を済ませて、
写真展に行った。
そして会場で藤原さんに会えた。
その瞬間、瞬間の自分の選択というのは、
自分以外のなにかに仕組まれているような気になってくる。

2月まで開催しているのでまた行ってみようと思う。
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2004年12月12日

blink

写真を撮っていて幾度となく思ったこと。
それは、
「あぁ、この瞬間を切り取りたい。」だ。

でも、その「瞬間」は、
その「瞬間」に過ぎ去ってしまう。

撮りたい瞬間が「100」あったとすれば、
写真として残っているものは「3」にも満たない。

「まばたきがシャッターだったらなぁ。」
思い通りに写真が撮れない時など、
撮りたい人やものを見つめて、
まばたきをした時に「カシャ!」「カシャ!」
と心の中で言っていた(笑)
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2004年12月10日

Chorus Line

劇団四季の「コーラスライン」を観てきた。

去年観た「ライオンキング」は、
日常を離れた異世界の中に身を置くことができ、
笑いあり涙ありの映画以上に楽しめるミュージカルだった。
今回も期待して観に出かけたが、
「コーラスライン」は全く違うものだった。 
 
ブロードウェイでは、新作ミュージカルの
コーラスダンサーを選ぶオーディションが行われている。
最終選考に残った人々の人生が、
オーディションを通して浮かび上がってくる。

1人1人が演出家に問われるままに自分の人生を語り、
自分の境遇や悩みを歌や踊りにして表現していく。
劇が進むにつれて同じ夢を求める者同士に
仲間意識が生まれていく。

踊りが素晴らしく、全員がそろっての踊りには何度も感動。
劇場の大きさもちょうどよくて、まさにオーディションが
目の前で行われているかのような臨場感があった。

だが、観ている最中も観終わった後も、
スッキリとした気分にならない。
それは登場人物が抱えている悩みがリアルで、
観ている僕も彼らの悩みを自分の人生に置き換えて、
一緒に苦しんでしまったからだという思いに至る。

思い描いた通りに夢が実現するわけじゃない。
夢を追い続けていれば、映画やドラマにありがちな
救いのあるハッピーエンドが、
現実にも必ずしも訪れるというわけじゃない。

踊りや歌の素晴らしさよりも、
僕は現実的なストーリーの方に引き寄せられてしまった・・・。
「もし、今日を最後に踊れなくなったらどうする?」
と演出家は問う。
それに対して希望のある楽観的な答えを用意してはくれない
リアルなミュージカルだった。
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2004年12月03日

Fukushima

1泊2日で福島県に。

昨日13:00に郡山に着き、レンタカーで五色沼へ。
数十の沼が点在していて、エメラルドグリーンやコバルトブルーなど
様々な色の沼が楽しめる。
赤沼や瑠璃沼もある。
毘沙門沼の背後には磐梯山が見える。
その裏側へ沈むきれいな夕陽を眺めてから、
北塩原の大塩裏磐梯温泉へ。

その昔、弘法大師は近くへ寄った際、
この地方では塩がなくて困っているということを聞き、塩脈を見つけた。
その時、温泉も一緒に湧き出たという話が残っている。

「ホテル観山」でもらい湯。
かなりの高温で、地元の人も「茹で上がるぞ」
なんて言いながら入っていた。
塩分が強いせいか顔が少しヒリヒリしたけど、
十分に温まって喜多方へ。

「まこと食堂」でチャーシュー麺を食べた。
味は1947年の開業から変わっていないという。
麺が少しやわらかいが、スープはうまい。

「食堂なまえ」で極太手打ち麺を食べた。
本当に太いけどスープと絡み合っていて、絶品。
量はそんなに多くないので、2〜3軒ハシゴして食べられる。
ラーメンを食べただけで、郡山に戻った。

2日目の今日は10:00出発。
郡山市内の如宝寺をみて、会津へ。
「桐屋夢見亭」。
鴨ざるそばとつきたてのお餅。

昼食後は白虎隊自刃の地である飯盛山へ。
さざえ堂は変わったお堂で行く価値あり。
会津の街が一望できる自刃の地も感慨深かったが、
悲痛な音が響き白虎隊士の霊を慰めるという供養車も印象的。

その後、鶴ヶ城を見て夕方には猪苗代湖へ。
湖面に輝く夕焼けが美しい。

夜は磐梯熱海温泉。
昨日の「ホテル観山」はシンプルに湯船1つだったが、
今回は大きなスパだったので、
全身湯、かぶり湯、寝湯、サウナなどいろいろあった。
20:00の新幹線に乗って東京へ。

1泊2日、往復電車代込みで8,500円。
そのおかげでレンタカーも借りられた。
紅葉は終わったが、スキーには早い季節。
道も空いていて、行く場所すべてガラガラ。
平日福島バンザイ旅行。
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